西之表市・馬毛島の基地整備を巡る動きです。航空自衛隊の先遣隊およそ60人が来月1日から順次、種子島に移動し、準備ができ次第、馬毛島に配属されることになりました。 馬毛島では、航空自衛隊基地の整備と、アメリカ軍空母艦載機の陸上離着陸訓練=FCLPの移転が計画されています。 基地の整備が進む中、防衛省によりますと、福岡県の航空自衛隊春日基地に今年3月に発足した先遣隊が、来月1日から順次、種子島に移動し、準備が整い次第、馬毛島に配属されることになりました。 馬毛島に配属される先遣隊はおよそ60人で、中種子町の宿舎で生活し、種子島と馬毛島を船で行き来するということです。 先遣隊は、馬毛島の上下水道や電気の管理、装備品の受け入れなどを担う予定です。 馬毛島の基地工事は、人手や資材の不足などで当初より完成が3年遅れ、2030年3月末に完了する見込みです